雨でスニーカーがびしょ濡れ…洗ったほうがいい?濡れた靴を早く乾かす方法
台風が過ぎたので、雨もそろそろ落ち着くのかなと思っていました。
ところが外に出てみると予想以上の雨。帰宅したころには、履いていたスニーカーが表面だけでなく中までびしょ濡れになっていました。
玄関で靴を脱いで最初に迷ったのが、
「ここまで濡れたら、一度洗ったほうがいいの?」
ということです。
結論からいうと、雨で濡れただけなら、必ずしもスニーカーを丸洗いする必要はありません。
泥や目立つ汚れがなければ、まず靴の水分を取り、風通しのよい日陰で中までしっかり乾かします。
一方、泥水の中を歩いたり、靴の中まで汚れたり、においが気になったりする場合は、素材やメーカーのお手入れ方法を確認してから洗うとよいでしょう。
早く乾かしたくても、ドライヤーの熱風を近くから当てるのは避けます。
まずはこの4つを覚えておけば大丈夫です。
汚れを確認する → 水分を取る → 風を通す → 中まで乾かす
雨でびしょ濡れになったスニーカーは洗ったほうがいい?
雨で中まで濡れてしまうと、「濡れた水が汚いのでは?」と気になって、すぐ丸洗いしたくなることがあります。
ただ、雨に濡れただけで泥や汚れがほとんど付いていないなら、毎回洗う必要はありません。
まず靴の状態を見てみます。
泥や砂が付いている場合は、表面の汚れを落とします。水たまりや泥水に入って中まで汚れているなら、洗える靴かどうかを確認してから洗います。
ここで注意したいのは、スニーカーなら何でも同じように水洗いできるわけではないことです。
スニーカーには布や合成繊維、天然皮革などさまざまな素材が使われています。同じように見える靴でも、お手入れ方法が違うことがあります。
丸洗いする前に、靴の表示やメーカーのお手入れ方法を確認しておくと安心です。
濡れたスニーカーを早く乾かすために帰宅後すぐやること
靴がびしょ濡れになったときは、玄関にそのまま置いて自然に乾くのを待つより、最初にできるだけ水分を減らします。
まず、取り外せる場合は靴ひもと中敷きを外します。
次に、乾いたタオルや布で靴の外側と内側を押さえ、水分を吸い取ります。
強くこするというより、タオルに水を移すように押さえるイメージです。
そのあと履き口を広げ、風通しのよい日陰に置きます。
室内で乾かす場合は、扇風機やサーキュレーターの風を当てる方法もあります。熱い風ではなく、室温の風で空気を動かすだけでも乾きやすくなります。
特に忘れやすいのが中敷きです。
表面は乾いているように見えても、つま先や中敷きの下に湿気が残っていることがあります。
翌日に履きたい場合でも、外側だけで判断せず、靴の中まで乾いているか触って確認します。
新聞紙がないときは白い紙や布でも代用できる
濡れた靴の中に新聞紙を入れる方法はよく知られています。
ただ、最近は家に新聞紙がないこともあります。
その場合は、水分を吸える白い紙や乾いた布を靴の中に入れる方法があります。
紙や布をぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、靴の形を大きく崩さない程度に入れます。
水分を多く吸って湿ってきたら、新しいものに交換します。
色の濃い印刷物は、濡れたときにインクが靴へ移る可能性があります。特に白や薄い色のスニーカーでは、印刷のない白い紙を使うほうが扱いやすいでしょう。
紙を入れる目的は「一晩入れておけば勝手に乾く」ということではありません。
内側の水分を減らしながら、外からも空気が通るようにして乾かすのがポイントです。
濡れた靴にドライヤーの温風は使わない
びしょ濡れの靴を見ていると、ドライヤーを使えばすぐ乾きそうに思えます。
でも、ドライヤーの熱風を近くから当てて急速に乾かすのは避けたほうがよい方法です。
ASICSも、シューズのお手入れ方法の中で、ドライヤーなどによる強制乾燥を避けるよう案内しています。
靴は布だけで作られているわけではなく、ソールやクッション、接着部分などもあります。強い熱を加えると変形などにつながる可能性があります。
早く乾かしたいときほど、
タオルで水分を取る
→ 履き口を広げる
→ 風を通す
という方法で乾かします。
また、ストーブやヒーターのすぐ近くに置いたり、強い直射日光に長時間当てたりする方法も避けたほうが無難です。
スニーカーを洗うときは素材とお手入れ表示を確認
泥水に入った、汚れがひどい、においも気になる。
そんなときは洗いたくなります。
ただし、洗う前に一度、靴の素材とお手入れ方法を確認します。
水洗いできるスニーカーなら、メーカーが案内している方法に従って汚れを落とし、洗剤を使った場合は十分にすすぎます。
その後はタオルなどで水分を取り、形を整えて風通しのよい日陰で乾かします。
反対に、素材によっては丸洗いに向かないものもあります。
「これは布のスニーカーに見えるから大丈夫」と自己判断するより、靴に付いている表示や購入したメーカーの案内を確認するのが確実です。
お気に入りの靴なら、なおさら一度確認してから洗いたいところです。
雨でスニーカーが濡れたら、まず「洗うか」より状態を見る
今日、雨で中まで濡れたスニーカーを見たとき、私は最初に「もう一度全部洗わないといけないかな」と思いました。
でも、雨に濡れたからといって、すぐ丸洗いする必要があるわけではありませんでした。
泥や汚れが少ないなら、水分を取ってしっかり乾かす。
泥水などで汚れているなら、洗える素材か確認してから洗う。
そして、どちらの場合も最後は靴の中まで十分に乾かすことが大切です。
突然の雨で靴がびしょ濡れになると、それだけで帰宅後の仕事が一つ増えたような気分になります。
それでも、とりあえず玄関に置いたままにするのではなく、靴ひもや中敷きを外してタオルで水分を取るところまでなら数分でできます。
次にまた同じくらい濡れて帰ってきたら、私もまず「洗わなきゃ」と考える前に、靴の汚れと素材を確認するところから始めようと思います。
参考にした情報
この記事では、ASICS「シューズのお手入れ方法」、PUMA「シューケア」、アサヒシューズ「靴のお手入れ方法」など、靴メーカーが公開しているお手入れ情報を参考にしました。



