雨続きで傘が乾かない!濡れたまま翌日も使って大丈夫?早く乾かす方法
最近は雨の日が続いていて、わが家でも傘を使わない日のほうが少ないくらいです。
帰宅したら浴室で傘を広げるのですが、天気予報を見ると翌日も雨。
「どうせ明日また使うから、濡れたままでもいいかな」
そんな気持ちになることがあります。
でも、翌日また使う場合でも、濡れた傘を閉じたまま置いておくのはできれば避けたいところです。
傘メーカーのWpc.やムーンバットも、使用後は水滴を落として傘を広げ、風通しのよい場所で陰干しして、十分に乾かしてから収納するよう案内しています。
濡れたまま保管すると、傘骨のサビや色移り、生地のはっ水・防水加工の劣化につながることがあるためです。
とはいえ、毎日雨なのに傘のお手入れに時間をかけるのも大変です。
早く乾かしたいときは、
水滴を減らす → 傘を広げる → 風を通す → 乾いてからしまう
まずはこの流れを意識すれば十分です。
濡れた傘を早く乾かすなら、最初に水滴を減らす
雨の中を歩いて帰ってきた傘には、たくさんの水滴が残っています。
そのまま広げても乾きますが、急いでいる日は最初にできるだけ水分を減らしておくと、その後の乾燥がラクになります。
ただし、水を切ろうとして傘を勢いよくクルクル回すのはおすすめできません。
ムーンバットでは、雨を払うときはロクロを持って軽く2~3回開閉する方法を案内しています。傘を左右に回転させたり、傘全体を強く振ったりすると骨などに負担がかかり、故障につながる可能性があるためです。
Wpc.も、水を切るときは傘を下に向けて開閉し、開いたまま回転させないよう案内しています。
私は早く乾かしたい日は、浴室に持っていったあと、傘の表面に残っている大きな水滴を乾いたタオルや布でやさしく取ることもあります。
これは毎回必ず必要なお手入れというわけではありません。
ただ、先に大きな水滴を取っておけば、そのぶん乾かす水分を減らせるので、「明日の朝までに乾かしたい」という日には取り入れやすい方法です。
生地を傷めないよう、ゴシゴシこするのではなく、水分を軽く吸い取るくらいにしています。
雨の日は浴室で広げて、湿った空気をためない
外が雨なら、ベランダや屋外で陰干しするのは難しいものです。
わが家ではそんなとき、浴室で傘を広げています。
濡れた傘から水滴が落ちても床を気にしなくてよく、家の中で傘を広げる場所として使いやすいからです。
ただし、入浴直後の浴室はもともと湿度が高くなっています。
そこで私は、傘を広げるだけでなく換気扇も回すようにしています。
急いで乾かしたい日は、洗濯物を部屋干しするときと同じように、扇風機やサーキュレーターで風を送るのも一つの方法です。
傘メーカーが基本のお手入れとして案内しているのは、直射日光を避け、風通しのよい場所で広げて陰干しする方法です。
そのため家庭で早く乾かしたいときも、「熱で一気に乾かそう」とするより、まずは湿気がこもらず、風が通る状態をつくるほうが取り入れやすいでしょう。
浴室乾燥機を使いたい場合は、機種によって運転方法や温度が異なります。傘の素材もさまざまなので、浴室乾燥機や傘の取扱説明書を確認してから使うと安心です。
ドライヤーの温風で濡れた傘を乾かしてもいい?
「もっと早く乾かしたいなら、ドライヤーを使えばいいのでは?」
私も最初はそう思いました。
ところが調べてみると、ドライヤーは少し話が違いました。
Wpc.やムーンバットでは、布製の傘を十分に陰干ししたあと、弱くなったはっ水力を回復させるお手入れとしてドライヤーの温風を利用する方法を紹介しています。
つまり、びしょ濡れの傘を急いで乾燥させるためというより、乾燥後のはっ水ケアとして使う方法です。
Wpc.では、十分に乾いた傘に使用し、ドライヤーを生地から10cm以上離して、一か所に長時間当てないよう注意しています。
ムーンバットも、十分に乾燥させたあとに温風を当て、高温で長時間熱を加えないよう案内しています。
そして注意したいのがビニール傘です。
Wpc.では、ビニール傘に熱を与えると変形や破損が起こる可能性があるため、ドライヤーなどの熱風で乾かさないよう案内しています。
「早く乾かしたいから、とりあえずドライヤー」という使い方はせず、まずは陰干しを基本にしたほうがわかりやすいでしょう。
「明日も使うから」と濡れたまま傘立てに入れてもいい?
毎日のように雨が降ると、ここが一番迷います。
今日使った傘を明日の朝また使うなら、
「もうこのままでいいのでは?」
と思ってしまいます。
一度濡れたままになったからといって、すぐに傘が使えなくなるわけではありません。
ただ、濡れた状態で閉じたまま保管することを繰り返すのは避けたほうがよさそうです。
Wpc.では、濡れたままの保管は傘骨のサビだけでなく、生地のはっ水・防水加工の劣化が早まる原因になると説明しています。
ムーンバットも、乾燥が不十分なまま収納すると、生地の変色や傘骨の接合部分のサビにつながる可能性があるとしています。
また、直射日光に当てれば早く乾きそうですが、これも基本的にはおすすめされていません。
直射日光は色あせや繊維、表面加工を傷める原因になるため、メーカーはいずれも陰干しを案内しています。
雨が毎日続くなら、完璧なお手入れより「乾きやすくしておく」
雨の日が何日も続くと、毎晩きちんと傘のお手入れをするのは正直面倒です。
私も翌日の天気予報が雨だと、「また明日使うんだから」と思ってしまいます。
だから最近は、完璧に手入れしようとは考えないようにしています。
帰宅したら傘の水を軽く切って、浴室で広げておく。
水滴が多い日は、乾いた布で軽く水分を取る。
急いでいる夜だけ、換気扇や扇風機を利用する。
それくらいなら、それほど手間はかかりません。
翌朝、まだびっしょり濡れた傘を持って出るより、少しでも乾いた状態になっているほうが気持ちよく使えます。
雨続きで濡れた傘がなかなか乾かないときは、無理に熱を加えて急いで乾かすのではなく、まず水滴を減らして、広げて、風が通る状態をつくってみてください。
毎日使う時期だからこそ、面倒にならない程度のお手入れを続けるくらいが、ちょうどよさそうです。
今回調べる中で参考にしたもの
・Wpc.「傘のお手入れ方法|長く大切に使っていただく為に」
傘を使用したあとの乾かし方、保管方法、ドライヤーを使ったはっ水ケア、ビニール傘の取り扱いなどを参考にしました。
・ムーンバット「傘のお手入れ・取り扱いについて」
使用後の水切り、陰干し、濡れたまま保管した場合の注意点、ドライヤーを使ったはっ水ケアなどを参考にしました。
※各商品の素材や加工方法によってお手入れ方法が異なる場合があります。実際にお手入れする際は、お使いの傘の品質表示やメーカーの案内もご確認ください。


