洗ったタオルが臭うのはなぜ?生乾き臭が取れないときの洗い方と対処法
洗濯したばかりのタオルなのに、顔を拭いた瞬間に「あれ、なんだか臭う」と感じることはありませんか。
わが家でも最近、きちんと洗ったはずのタオルから、少し生乾きのような嫌な臭いがすることがありました。
普段から洗濯物は部屋干しです。それまではあまり気にならなかったので、「ちゃんと洗ったのに、どうして?」と不思議に思いました。
調べてみると、お酢を洗濯に使う方法も出てきます。でも私は、洗濯機にお酢を入れることには少し抵抗があり、使いませんでした。
では、特別なものを自己流で入れずに、洗っても臭うタオルにはどう対処すればいいのでしょうか。
先に結論をいうと、何度洗っても臭うタオルは、普通にもう一度洗うだけでは臭いが十分に取れないことがあります。
まずは次の順番で確認してみます。
① タオルの洗濯表示を確認する
② 使用できる場合は衣料用の酸素系漂白剤などを検討する
③ 洗剤や柔軟剤を入れすぎていないか確認する
④ タオルだけでなく洗濯物全体が臭うなら洗濯槽も確認する
そして臭いに対処したあとは、再び生乾き臭がつかないように、洗濯物を濡れたまま長時間放置せず、できるだけ早く乾かすことも大切です。
洗ったタオルの生乾き臭が取れないときの対処法
いつもの洗剤でもう一度洗えば臭いが取れそうですが、何度洗っても同じタオルから臭いが戻ってくることがあります。
花王では、洗濯物の臭いがなかなか取れない場合の方法として、衣料用漂白剤によるつけ置き漂白などを紹介しています。
ただし、ここで「臭うタオルには漂白剤を使えばいい」と考えてしまうのは少し早そうです。
酸素系漂白剤には色柄物にも使用できる製品がありますが、衣類の素材によっては使用できない場合があります。
そのため、まずタオルの洗濯表示を確認し、使用できる場合に、製品に表示された方法に従って衣料用の酸素系漂白剤などを検討します。
使用量やつけ置き時間も製品によって違います。
臭いが強いからといって量を増やしたり、長時間つけておいたりせず、表示された使用方法を守ることが大切です。
また、塩素系漂白剤が使用できる衣類もありますが、色落ちするものや使用できない素材があります。
私が調べていると「洗濯にお酢を使う」という方法も見かけましたが、今回は使いませんでした。特に塩素系漂白剤と酸性タイプの製品を混ぜると危険です。
自己流でいろいろなものを混ぜるより、衣類の洗濯表示と洗剤・漂白剤の使用方法を確認して対処するほうが、私には取り入れやすいと感じました。
洗濯してもタオルの臭いが戻るのはなぜ?
「洗剤を使って洗ったのだから、もう汚れていないはず」と思いますよね。
ところが、長く使っているタオルでは、普通の洗濯だけでは臭いが十分に取れない場合があります。
花王の研究では、洗濯後も残るタオルの嫌な臭いと、繊維に存在するバイオフィルムとの相関が確認されています。
バイオフィルムという言葉は少し難しいですが、細菌などが作る膜状の集まりのことです。
つまり、一度普通に洗えば必ず臭いの原因までなくなる、とは限らないということです。
私も最初は「部屋干しだから、乾かし方だけが悪かったのかな」と思いました。
もちろん、臭いを繰り返さないためには早く乾かすことも大切です。
でも、すでに何度洗っても臭うタオルなら、「次はもっと早く乾かせば大丈夫」というだけではなさそうです。
まず現在ついている臭いに対処して、そのあとで再発しにくい干し方を考える。この二つを分けて考えると分かりやすくなりました。
柔軟剤や洗剤は多く入れれば臭いが取れるわけではない
ここは、今回調べていて私自身もちょっと気になったところです。
わが家では柔軟剤の香りが好きで、つい少し多めに入れてしまうこともありました。
「少し多いくらいなら、いい香りになるかな」と思っていたのですが、多く入れればよいというわけではありませんでした。
Panasonicでは、洗濯槽がきれいなのに洗った衣類が臭う場合、洗剤の入れすぎやすすぎ不足、柔軟剤の量などを確認するよう紹介しています。
柔軟剤を入れすぎると、衣類に残った成分が汚れを引き寄せ、臭いにつながることがあるとされています。
そこで私も、これからは「なんとなくこのくらい」ではなく、洗剤や柔軟剤に表示されている使用量を守ることにしました。
臭いが気になるからといって洗剤を多くするのではなく、洗濯物の量に合った適量を使うことが基本です。
洗濯機に衣類を詰め込みすぎていないかも、一緒に確認しておきたいところです。
タオルだけでなく洗濯物全体が臭うなら洗濯槽も確認
もう一つ確認しておきたいのが、臭うのは特定のタオルだけなのか、それとも最近、洗濯物全体が臭うようになったのかということです。
特定の古いタオルだけが何度洗っても臭うなら、そのタオルへの対処をまず考えます。
一方、タオルだけでなくシャツなど他の洗濯物まで臭うようになった場合は、洗濯機にも目を向けてみます。
洗濯槽は、見える内側がきれいでも見えない部分に汚れやカビが発生していることがあります。
Panasonicも、洗った衣類に嫌な臭いや黒っぽいカスなどがつく場合、洗濯槽の黒カビなどが原因となっている可能性を紹介しています。
ただし、洗濯槽のお手入れ方法は洗濯機によって異なります。
ここでも自己流でお酢や重曹などを入れるのではなく、自宅の洗濯機の取扱説明書を確認するのが安心です。
槽洗浄コースや使用できる洗濯槽クリーナーが指定されている場合は、その方法に従います。
タオルの臭いを取ったあとは早く乾かして繰り返さない
すでについてしまった臭いに対処したら、今度は同じことを繰り返さないための干し方です。
わが家では普段から部屋干しなので、今は洗濯物に扇風機で風を送るようにしています。
扇風機は3時間のタイマーにしていますが、これはあくまでわが家での使い方です。
大切なのは「3時間」という時間ではなく、洗濯物が濡れた状態をできるだけ長引かせないことです。
洗濯が終わったらなるべく早く干し、洗濯物同士を詰めすぎず、風が通るようにします。
部屋干しを早く乾かす方法については、以前の記事「突然の雨でも慌てない。夏の部屋干しが我が家の定番になった理由」で詳しく紹介しています。
洗ったのにタオルが臭うときは4つを順番に確認
今回、洗ったはずのタオルから嫌な臭いがして、最初は「部屋干しだからかな」と思いました。
インターネットを見るとお酢を使う方法もありましたが、私はそこまでしたくありませんでした。
そこで改めて調べてみると、特別な裏ワザを試す前に確認できることがいくつもありました。
洗濯表示を確認して、使用できる方法で臭いに対処する。
洗剤や柔軟剤を入れすぎていないか確認する。
洗濯物全体が臭うなら洗濯槽も確認する。
そして、きれいになったあとは濡れた状態を長引かせない。
この順番なら、私にも無理なくできそうです。
特に今回、柔軟剤は香りが好きだからと多めに入れればいいわけではないと分かったので、わが家でも使用量を少し見直してみることにしました。
洗ったばかりのタオルからまた嫌な臭いがしたら、ただもう一度洗濯機に入れるのではなく、まず「タオル」「洗剤・柔軟剤」「洗濯槽」「乾かし方」のどこを見直せばいいのか、一つずつ確認してみようと思います。
あわせて読みたい
👉突然の雨でも慌てない。夏の部屋干しが我が家の定番になった理由
👉洗濯機のふたは開けっぱなしでいい?閉めるタイミングとカビ・におい対策
今回調べる中で参考にしたもの
花王「洗たく物のニオイがなかなか取れないのですが?」
花王「洗っても落ちないタオルの嫌なニオイはバイオフィルムとともに局在」
Panasonic「洗濯機の簡単な掃除のやり方!洗濯槽や糸くずフィルターの汚れをきれいにして洗濯を快適にする方法」
Panasonic「洗濯機から出る黒いカス(黒カビ)の対処法は?洗濯槽を清潔に保つお手入れを」

