去年のお米より新米が安い!今のうちに買うべき?2026年の米価格とこれから
今日スーパーへ買い物に行ったとき、お米売り場に「新米」が並んでいました。
「もう新米の季節なんだ」と思いながら値段を見ると、思っていたよりずっと安くてびっくり。
今日見かけた新米は、5kgで2,000円ほどの商品もありました。私が「今のうちに買ったほうがいいのかな」と迷っていると、近くにいた年配の女性も同じように価格を見ながら、買おうかどうしようか迷っている様子でした。
少し前まで、お米売り場を見るたびに「高くなったな」と感じていたので、新米ならもっと高いのではと思っていたのです。
ところが2026年9月現在、お米の店頭価格は下がる傾向にあり、一部のスーパーでは2025年産米より2026年産の新米のほうが安く並ぶケースまで出ています。
そこで気になったのが、
「新米が安いなら、今のうちに買っておいたほうがいいの?」
ということでした。
先に結論からいうと、今は安い新米を見つけても、慌てて何袋も買いだめする必要はなさそうです。
2026年産米は十分な供給が見込まれており、スーパーのお米の価格も2026年に入ってから下落傾向が続いています。
ただし、この先もずっと安くなると決まったわけではありません。
今買わないと損をすると考えて大量に買うより、普段食べる量を買いながら店頭価格を見ていくほうが、今のところ無理のない買い方だと感じました。
2026年の新米が去年のお米より安いのはなぜ?
新米というと、前年産のお米より高いイメージがあります。
それなのに、なぜ2026年は新米のほうが安くなることがあるのでしょうか。
背景の一つに、お米の在庫と仕入れ価格の違いがあります。
2026年は前年に比べて民間在庫が増え、お米の供給状況にも変化が出ています。さらに新米の流通が始まると、売り場には前年産米と2026年産の新米が同時に並びます。
ここで少し不思議なことが起こります。
前年産米は、価格が高かった時期に仕入れた在庫が残っている場合があります。一方、新しく仕入れる2026年産米の価格がそれより低ければ、
「2025年産米より2026年産の新米のほうが安い」
という価格の逆転が起こることがあります。
もちろん、全国すべてのスーパーやすべての銘柄で新米のほうが安いわけではありません。
地域や産地、銘柄、仕入れ時期、お店の販売方法によって値段は違います。
だからこそ、「新米だから高いはず」と思い込まず、売り場で前年産米と新米の価格を見比べてみる価値がありそうです。
2026年の米価格はこれからさらに下がる?
安い新米を見つけると、次に気になるのは、
「もう少し待てば、もっと安くなるのでは?」
ということです。
農林水産省は全国約1,000店舗のスーパーを対象に、お米の販売価格を継続して調査しています。
2026年に入ってから店頭価格は下落傾向となり、7月の平均販売価格は5kg当たり3,370円(税込)でした。その後も価格は下がり、9月上旬には5kg当たり3,000円前後まで下がっています。
また、農林水産省が9月にまとめた2026年産米の需給見通しでも、現時点では十分な供給が見込まれています。
こうした状況を見ると、少なくとも「お米がなくなる前に急いで買わなければ」という状況ではなさそうです。
ただし、ここは注意したいところです。
お米の値段は、実際の収穫量だけで決まるものではありません。
今後の需要や在庫、流通状況などによっても変わるため、「これから必ずもっと安くなる」とは言えません。
今後さらに値下がりする可能性もあれば、価格が落ち着いたり、銘柄によって値動きが違ったりすることも考えられます。
そのため、年末の価格を予想して買うより、買い物に行ったときの価格を確認するほうが現実的です。
新米が安いときは買いだめしたほうがお得?
5kgのお米がいつもより数百円安いと、
「2袋くらい買っておこうかな」
と思いますよね。
でも、新米は安いときに大量に買って長期間置いておけば得になる、という商品でもありません。
精米したお米は、時間がたつにつれて少しずつ風味が変化します。
特に9月はまだ暑い日があり、雨が続けば家の中の湿度も高くなりやすい時期です。
せっかく新米を安く買っても、何か月も置いて品質を落としてしまったら少しもったいないですよね。
普段5kgずつ買って無理なく食べ切れている家庭なら、安いからと急に3袋、4袋と増やす必要はありません。
家族が多く、お米の消費が早い家庭なら少し多めに買うという考え方もあります。
大切なのは「何袋買えば得か」ではなく、
「おいしいうちに食べ切れる量か」
で考えることだと思います。
新米を買ったら暑さと湿気に注意して保存
せっかくの新米ですから、できるだけ良い状態で食べたいものです。
精米したお米は、高温・多湿を避けて涼しい場所で保管します。
購入した袋のまま長期間置くより、清潔で密閉できる容器に移すと、湿気やにおい移り、虫の対策もしやすくなります。
冷蔵庫に余裕がある場合は、野菜室など温度変化の少ない場所で保管する方法もあります。
その場合も、ほかの食品のにおいが移らないよう、しっかり密閉しておくことが大切です。
特に今のように雨の日が続いて家の中までジメジメするときは、キッチンの床や棚の下など、湿気がこもりやすい場所にお米を長期間置きっぱなしにしないほうが安心です。
安いときに買うことだけでなく、「家でどれくらい保存できるか」まで考えると、結果的に無駄を減らすことにつながります。
2026年の新米は必要な分を買いながら価格を見ていこう
今日スーパーで安い新米を見つけたときは、
「こんなに安いなら、今のうちに買っておいたほうがいいのかな」
と一瞬迷いました。
でも調べてみると、2026年はお米の供給に余裕が見込まれ、スーパーの店頭価格も下がる傾向にあります。
もちろん、この先さらに安くなるとは限りません。
だからこそ、値上がりを心配して何袋も買い込むより、いつもの量を買って、また次に買うときに価格を見る。
今のところ、わが家にはそのくらいの買い方がちょうどよさそうです。
新米がおいしい季節です。
価格が気になるのはもちろんですが、手頃な新米を見つけたら、まずは一袋。
炊きたての新米を楽しみながら、これからのお米の値段もゆっくり見ていこうと思います。
あわせて読みたい
👉冷凍ご飯はいつまで食べられる?保存期間の目安とおいしく冷凍するコツ
👉白米・玄米・雑穀米の違いは?健康のために選ぶならどれがおすすめ?
今回調べる中で参考にしたもの
・農林水産省「米の価格を知りたい」
・農林水産省「米の基本情報・米の需給状況」
・農林水産省「米の相対取引価格・数量、集荷・契約・販売状況、民間在庫の推移等」
・農林水産省「米に関するマンスリーレポート」
※お米の価格や需給状況は今後変わる可能性があります。本記事は2026年9月17日時点で公表・確認できる情報をもとにまとめています。


