メロンは買ってすぐ食べる?食べ頃の見分け方と正しい保存方法
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私はつい最近まで、メロンは秋の果物だと思っていました。
夏の果物と聞いて最初に思い浮かぶのは、やはりスイカです。ところが、日本では初夏から夏にかけてメロンも多く店頭に並ぶと知り、「夏はスイカだけではなく、メロンという選択肢もあるんだ」と少し得をした気分になりました。
ただ、メロンにはスイカとは違う難しさがあります。
買ってきた日に切ってよいのか、常温と冷蔵庫のどちらで保存するのか、いつが本当の食べ頃なのかが分かりにくいことです。
最初に答えをまとめると、まだ硬くて香りの弱いメロンは、すぐに冷蔵庫へ入れず、常温で追熟させます。
甘い香りが強くなり、おしりの部分を軽く押して少しやわらかく感じたら食べ頃の目安です。食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れると、冷やしすぎずおいしく食べられます。
メロンの旬はいつ?秋ではなく夏なの?
メロンの旬は、産地や品種、栽培方法によって異なります。
温室で育てられ、年間を通して販売される高級メロンもありますが、一般的には春から夏に出荷が増え、初夏から夏にかけて店頭で見かける機会が多くなります。
そのため、「夏の果物はスイカ」という印象が強かった私には、メロンも夏に楽しめる果物だということが少し意外でした。
スーパーの果物売り場を思い返してみると、5月ごろからメロンの種類が少しずつ増え、夏になるとスイカと一緒に大きく並べられていることがあります。
日本は地域によって気候が違うため、旬の時期にも幅があります。購入するときは、産地や品種、箱やラベルに書かれた案内を確認するのが分かりやすいでしょう。
メロンは買ってすぐ食べないほうがいい?
買ったメロンが硬く、ほとんど香りがしない場合は、まだ食べ頃ではない可能性があります。
メロンの中には、収穫後に常温で置くことで果肉がやわらかくなり、香りが強くなるものがあります。これを「追熟」といいます。
ただし、お店ですでに食べ頃を迎えているものや、箱に食べ頃の日付が書かれているものもあります。すべてのメロンを何日間も置けばよいわけではありません。
私も以前なら、果物は新鮮なうちに早く食べたほうがよいと思っていました。しかしメロンの場合は、急いで切るよりも、まずラベルを見て香りや硬さを確かめることが大切なのだと知りました。
切ってみたら果肉が硬く、甘い香りも弱かったという失敗を避けるためにも、購入した日の状態を一度確認してみましょう。
メロンの食べ頃を見分ける3つのポイント
メロンは外から果肉が見えないため、「今日切って大丈夫かな」と迷いやすい果物です。
食べ頃を判断するときは、次の3点を一緒に確認します。
甘い香りが強くなっている
メロンの近くに顔を寄せたとき、甘い香りを感じるようになったら、熟してきた目安です。
香りがほとんどなく、青いにおいが強い場合は、もう少し待ってもよいでしょう。
おしりの部分が少しやわらかい
ヘタの反対側にある丸い部分は、「花落ち部」や「おしり」と呼ばれます。
指で強く押さず、そっと触れて少し弾力を感じる程度になったら食べ頃です。全体がぶよぶよするほどやわらかい場合は、熟しすぎている可能性があります。
果皮の色が少し黄色みを帯びている
品種によって差はありますが、果皮が青緑色から少し黄色みを帯びてくることも、食べ頃を判断する目安になります。
ただし、色だけで決めるのではなく、香りやおしりのやわらかさも一緒に確認するほうが安心です。
| メロンの状態 | 食べるタイミングの目安 |
|---|---|
| 硬くて香りが弱い | 常温でもう少し待つ |
| 甘い香りがして、おしりが少しやわらかい | 食べ頃 |
| 全体がかなりやわらかい | 熟しすぎていないか早めに確認 |
| 箱やラベルに食べ頃の日付がある | 表示を目安にする |
買うときはヘタや網目も確認する
食べ頃は購入後に確認しますが、店頭でおいしそうなメロンを選ぶときにも見るポイントがあります。
網目のあるネットメロンは、網目が全体に均一に広がっているものが選ぶ目安になります。また、持ったときに大きさの割にずっしりと重みを感じるものもよいとされています。
ツルが付いている場合は、軸がしっかりしていて、細いツルの先が少し枯れているものが選び方の一つです。
ただし、網目がないメロンもあるため、「網目がなければおいしくない」という意味ではありません。品種ごとの特徴を見ながら選ぶことが大切です。
メロンの正しい保存方法
まだ熟していない丸ごとのメロンは、直射日光を避け、風通しのよい室内で常温保存します。
早く冷やしたほうが新鮮さを保てそうに感じますが、食べ頃になる前から冷蔵庫に入れると、追熟が進みにくくなることがあります。
食べ頃になったら、食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ移します。長時間冷やしすぎると、香りや甘みを感じにくくなるため、食べる直前にほどよく冷やすのが向いています。
切ったあとは、種とわたを取り除き、切り口にラップを密着させて冷蔵庫の野菜室で保存します。傷みやすいため、できるだけ早めに食べ切るのが安心です。
メロンとスイカ、夏に食べるならどっち?
暑い日には、たっぷり水分を感じられるスイカが食べたくなります。
一方、メロンにはやわらかな果肉と濃い甘さ、独特の香りがあります。
すぐに冷やして食べたい日はスイカ、数日待ちながら食べ頃を楽しみたい日はメロン、という選び方もできそうです。
私はメロンを秋の果物だと思っていたので、夏の果物売り場を見る楽しみが一つ増えました。
これからはスイカを手に取る前に、「今日はメロンもいいかもしれない」と少し迷いそうです。
よくある質問
メロンは買った日に食べてもいいですか?
すでに甘い香りがあり、おしりが少しやわらかい場合は食べ頃の可能性があります。硬くて香りが弱い場合は、常温で少し追熟させましょう。
メロンは冷蔵庫に入れたほうがいいですか?
まだ熟していない丸ごとのメロンは常温保存が基本です。食べ頃になってから、食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れます。
メロンのヘタが枯れたら食べ頃ですか?
ツルの状態は選ぶときの参考になりますが、それだけで食べ頃を決めるのは難しいです。甘い香り、おしりのやわらかさ、果皮の色も合わせて確認しましょう。
切ったメロンは何日くらい保存できますか?
種とわたを取り、ラップを密着させて冷蔵保存します。農林水産省では冷蔵保存の目安を3日間としていますが、状態を確認しながら早めに食べるのが安心です。
メロンは待つ時間も楽しめる夏の果物
つい最近まで、私はメロンを秋の果物だと思っていました。
でも、初夏から夏に多く並ぶことや、買ってすぐではなく、香りや硬さを確かめながら食べ頃を待つ果物だと知って、少し見方が変わりました。
私の母はメロンが大好きです。
そのため、スーパーの果物売り場でメロンを見かけるたびに、遠くに住む母のことを思い出します。
「今ごろ母もメロンを食べているかな」と考えながら眺めていると、ただの夏の果物だったメロンが、少し特別に感じられるようになりました。
「もう食べてもいいかな」と毎日そっと香りを確かめる時間も、メロンならではの楽しみです。
今年の夏はスイカだけでなく、ちょうど食べ頃を迎えたメロンも選んでみようと思います。🍈
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